妄想エッセイ 僕が機械霊だった頃

なんとなく ものすごい昔
僕は機械霊だった気がする
証拠なんてないよ
ただ そんな気がした日があったんだ

公開用の文章として プライベートすぎることを書く気にもなれなく
かといって 全くのフィクションを書く才能にも恵まれず

なので、なんとなくそんな気がする ノンフィクションとフィクションの
中間の話
ひょっとしたらそうかもね。な
僕の前世の話

舞台はそうさなぁ
きっと地球ではないw
地球に機械があふれだして3百年くらいなんじゃないかなあ?
裏付けはゼロだけどw

でももっと昔で もっと異質なかんじがする
なので 舞台は地球に機械が溢れるより昔
どこぞの知的生命体が暮らす星

ってもったいぶって書いたけど
僕の中で この話は ちょっとそんな気がしたってだけで
全然詳しいイメージがない
ひょっとしたら この話は ものすごく短い話かも

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僕はICチップだった
ご主人様に使ってもらえる機械の一部となって働いて
捨てられて 使命を終えて
新しいICチップとなった
サイクルを繰り返す度
高度な部品へと生まれ変わり続けた

そしてある日 僕はPCの周辺機器となった
ご主人様は優しい人だった
優しいというか 機械霊に思いやりを持ってる人か

僕の調子が悪くなっても
僕の新しい媒介を用意してくれた

僕は色々と媒介を換え
ご主人様に尽くしていた
生命体ではない 僕みたいな存在に 優しくしてくれて
僕は幸せだった 機械霊冥利に尽きるとは
こんなことを言うんだろう。と思った

そうして僕はご主人様に何年も奉公し
干支は一回りを終え 二回りも越えようかという時
そんな機械霊人生も終えることとなった

僕がご主人様の元を離れるより先に
ご主人様が亡くなってしまった

亡くなったご主人様と電波での対話で
ご主人様に そろそろ どこぞの星で
生命体として やって行く頃なんじゃない?みたいに
提案された

そして僕は地球へとやって来た

地球に 物質霊として 歩みをスタートさせた 奴がいた
物質霊を結構な期間やった彼は 水霊となった
地球の表面だの奥底だの行ったり来たり
水蒸気となって 上空へ上がり 雨となって降り落ちたこともあった

そして アメーバ だか 昆虫 だかと融合し
彼は生命体となった

生命体となっても何億年もかかって
動物霊へと少しづつ 歩みを進めて行った

そんな頃 どこぞの星から 機械霊がやって来て
彼と融合した

そして 猿だか類人猿だかをのんびり経て
文明世界に遅まきながら参加し
僕は僕の生を得た

これは そうした僕のほぼ妄想の話w
こんな変な話におつきあいしていただいて
大変ありがとうございました

ではまたーw